イチの萌え日記
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71。
ついに我慢できなくなってしまった。
だって、昨日買った攻略本で、もろ71があったのよ!あわわわ・・・
続きに折りたたんでみますけど。
名前は一切出しませんし、詳しいもろもろの名称も出しません。
だからチクるのだけは勘弁願います。死んでしまうので・・・
多分知らない方は何がなんだかわからんと思うので、華麗にスルーしたってくださいね。
吐き出し口が必要な時だって、あるじゃない。
ちょっとだけ、ちょっとだけだから許して・・・!
暗い上に意味不。
というか、中二病。
D禁なのでよろしくお願いします・・こわごわ
「Cry for the moon」
すべてを失った俺には、体だけが残された。その抜け殻にに名前を与たのは、絶対的な支配者だった。
彼は吸い込まれるような瞳を持っていた。その目で俺の存在を捉えて問う。
意味が欲しいか、と。
欲しい。
思考は無意識に唇から零れ落ちていたのだろうか。彼は俺を見つめ、さも満足そうに笑った。
ならば与えてやろう、と。
その日から俺の存在する意味は彼となったのだ。
乱れたベッドの上まで薄い月明かりが射し込んでいる。
いや、あれは月などではない。それは俺たちの、というよりは彼の目的物だ。まだ成長しきっていないその光は頼りなく彼の銀の髪を染める。頬にまつげの長い影が落ちている。
何度身体繋いだところで満たされることなどない。当たり前だ、俺は心を失くしたのだから。
彼は強大な指導者で、絶対的な存在だというのに、何の抵抗も無く俺に組み敷かれた。月の光に狂った俺が彼の肉体を噛みちぎっても、縛っても、彼は無抵抗だった。それは彼が感情を持たないからだとは、十分理解している。おそらく俺という戦力を繋ぎとめるためなら、こんな仕打ちなど安いものだと考えているのだ。愛など存在するわけがない。
彼が寝返りをうつ。首筋には自分の噛み痕がの幾つも残っている。俺は心を失ってからというもの、夢など見たことは無いが、彼は夢を見るのだろうか。昔愛した師の夢を。
目を伏せて彼に唇を落とす。
こんな甘い仕草をしたところでも、無表情で無感動な自分が滑稽だ。脱ぎ捨てておいた漆黒のコートを身に纏い、音も立てずに彼の部屋を抜け出した。
虚無の回廊には大きな硝子がはめ込まれ、そこからは先よりも強く光が射し込んでいる。月の光が増すたび、同じように己の中に飼っている狂気が育つのを感じる。
彼を捕らえる手段はただ一つ。あの月を喰らい、完全な存在となることだ。けれどあれを喰らえば同時に喰い殺され、自我も残らぬ狂気の獣と化すだろう。己を支配する月の力が憎い。
だが俺は、彼が欲するのならば何だって手に入れてやろう。狂気にだって喜んで落ちる。彼が心を欲するというのなら、どんな手段も厭わない。
それでもこの思考は忠誠でも愛でもないと彼は笑うのだ。所詮我々は、思考するだけの、記憶と体の幻影なのだと。
だが俺はただの幻影ではない。彼に与えられた意味がある。
そのためにならいくらでも非情になろう。
彼いがいのものはすべて滅んでもかまわない。必ず手に入れてみせる。
たとえ手が届かないほど、月が遠くても。
・・・・・・・・・・・・・・
中二全開の7.
あーもー燃える。
というかでも、なかなかイロモノすぎるカップリングなので、人にオススメできないのがつらいところです。
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