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イチの萌え日記

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先日書いたように、レ・ミゼラブル原作を読んでるんですが

何ですかコレやばい…!
何がヤバいって、やっぱりアンジョルラスがヤバい
 
ということで、以下アンジョルラス萌えについて書いてます。
銀魂もtoq!!も関係ないうえ、超絶ネタバレなのでたたんどきます…


例のサン・ジュストがモデルと言われるアンジョルラス、美形設定は承知していたのですが、実際、彼の描写が思っていた以上でした。
22歳の青年なのですけど、「天使のような美しさ」とか「少女のようなみずみずしさ」とか書かれていて、挙句、彼を打ち殺そうとした兵士が「花を銃殺するみたいだ」と言って銃をおろすとか……いったい何事かと。
そんな美しさの描写、私のような腐女子ですら思いつきませんでしたよ。

これで二次創作ではなくて原作なのですね…
しかも150年ほど前に書かれた、大文豪のフランス文学史に残る名著っすよ…

そして、私コレ初めて知ったんですが(者をしらずお恥ずかしいのですが)
アンジョルラスを崇拝し、愛している男が公式で出てくるんですね!
しかも、飲んだくれでブサイクでダメ男!!
彼はニヒリストで、思想やら宗教やらはすべて意味がないと考えていたし、革命もばかげてると言います。が、そんな彼でも、一つだけ心酔し狂信しているものがあって、それこそが、アンジョルラスその人だという。崇拝し愛し尊敬していた…て書いてありまして…
アンジョルラスは、堕落したこのニヒリストを絶対に認められない。ので、グランテールに対して徹底的にツンを貫くんですな。
けど、何度冷たくされても、グランテールはアンジョルラスを見つめていたい一心で傍にいるんですよ…そしてアンジョルラスのことを「なんてきれいな大理石像だろう!(日本語訳原文ママ)」と賛美するわけです。あとは「君の靴を磨いたっていい」とか「君を信じている」とか優しいまなざしを向けるとか……なんてこった…

そんで、いろいろあってグランテールはアンジョルラスをかんかんに怒らせたりして信用ゼロなんですけど。
けど、アンジョルラスが率いた革命は軍に鎮圧され、殺される直前、最後の最後でグランテールが駆けつけ、アンジョルラスはグランテールにほほえみ、手を握る……そして、二人はともに散るんです……!
 
わたしの萌えツボ、ピンポイントでつかれまくりです
なんてこったですよまったく…!
 
こんな萌があるとは思っていなかったのでびっくりです。
なにより150年前から公式が最大手っていう事実にビックリです
 
ミュージカル版では、この二人の友情に涙する方も多いとか。
もちろん、その筋のお姉さま方にも…とくに海外では最大手て聞きました
そりゃ人気あるでしょうね。だって原作が(ry
この二人の萌えは世界共通なのだなあとグローバルな気分になりましたね… 

最近、私の中ではプラトニックがブームなんで、特にそう思うのかもしれないんですけど、
グランテールはアンジョルラスを性的な対象という意識はしていなかったんじゃないかと思いました。
たぶん、自分と同じ次元で考えてない…だから報われなくてもいいし、冷たくあしらわれても盲目的に愛せる。
彼とどうにかなりたいっとは、思ってなかったかもしれない…と。
ただ彼はきっと、その天使のほほえみが欲しかったんじゃないかな~~と思うんですよ。
自分のものにするんじゃな、アンジョルラスの、自由で何物にもとらわれない崇高な姿を眺めていたい、的な。
そして、一度でいいから、自分に向けて笑いかけて、認めてほしかっただけ…みたいな…

なんというピュアさ!!!
 
結局二人とも命を落とし、彼らの目的は果たせなかったわけですが、それでもきっと、友情と愛情という意味で、最後の最後に結ばれて、幸せだったのではないかと思いますよ……涙涙
 
正直なところ、この小説自体は、まったく萌えとか考えずにふつーに読んでいたので、不意打ち食らってひたすらビックリしてます。
でも今となっては、ほかの人がこの小説のこの二人をどうとらえているのか気になって仕方がないです。
だってどうみてもベーコンレタス…片思いではあるかもですがベーコンレタス…
だいたい、この二人のたとえが、オレステスとピュラデスとか書いてる時点で…それホモだろ!!!!!としか言いようがないです…^^^^

公開中の映画では、予備知識なしに見た私は、じつはABCのメンバーをあまり判別できてなかったので、読み終わったらもう一度はスクリーンで見たいと思います…。
春以降の日本版公演、見に行けたらな……。この状況ですとチケット争奪戦厳しそうですが;
ほんとはロンドン公演とかいきたいですね!!!!
 
むしろ、もうグランテール×アンジョルラスでスピンオフ作品つくってください…
 
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